NPOの助成金・補助金を申請するには?いくらもらえる?一覧でチェック

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「NPO法人が申請できる助成金を知りたい!」「最大でいくらもらえる?一覧から探したい!」そんなあなたに向けて、助成金を検索できるサイトやオススメの助成金をまとめました。

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目次

NPO法人が申請できる助成金検索サイト一覧

以下のサイトは助成金情報をリサーチするのに便利です。

  • サイト名(運営元)
  • CANPAN(日本財団)
  • ボラ市民ウェブ(東京ボランティア・市民活動センター)
  • NPOWEB(NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会)
  • JFCWEB(公益財団法人助成財団センター)

他にも、国や都道府県、市町村などといった自治体のホームページで補助金情報をチェックするのもおすすめです。

おすすめの助成金は?2021年最新版をチェック

ご紹介した検索サイトのなかから、おすすめの助成金を3つピックアップしてみました。
自団体の活動と照らし合わせながら、「どうすれば活動を強力に推進する助成金を獲得できるのか?」の参考にしていただけたらと思います。

草の根的に活動する団体を支援「チャリティバンク」

環境に優しいボディケア商品を販売しているLUSH(ラッシュ)が、「LUSHチャリティバンク」を通じて、助成を行っています。

LUSH HP

世の中には動物保護、人権、環境問題など、社会課題の根本的な解決に取り組む素晴らしい活動に従事する団体が多く存在しています。
ラッシュでは、より公平な社会の実現のため、草の根団体のプロジェクトやキャンペーンを応援するため、2007年に売上げの全額(消費税を除く)が寄付となるハンド&ボディローション『チャリティポット』を発売しました。
(出典:LUSH HP

小規模で草の根的な活動を行っている団体(目安・年間予算3,500万円以下の団体)に絞って助成を行っています。

これから活動を広げていきたいという段階にある団体には、ぴったりの助成金ではないでしょうか。

対象事業「自然環境の保護活動」「動物の権利擁護活動」「人権擁護・人道支援・復興支援活動」助成金額10万円〜200万円応募時期年6回審査(偶数月の末日に応募締切)助成期間原則1年以内運営団体株式会社ラッシュジャパン

有給スタッフがいる団体よりも、ボランティアによって運営されている団体の方が助成対象となりやすいそうです。
該当する団体は、LUSH HPをチェックされてみてはいかがでしょうか。

財団による大口の支援「大竹財団助成金」

「地球を平和に」を理念に、食糧問題やエネルギー問題の調査・研究、ならびにNPO/NGOへの助成活動を行っているのが、一般財団法人大竹財団です。

大竹財団HP

大竹財団では、主旨、活動目的を共にし、社会問題解決に取り組むNGO、NPOに助成金を給付しています。
助成金を必要とされる方は、当財団の主旨や活動目的等をご理解いただいた上で、(中略)郵送にてご申請ください。
理事会にて随時審査をし、給付の可否を決定いたします。
(出典:大竹財団HP

助成対象となる事業も、財団が掲げる理念と合致する活動が優先されるそうです。

対象事業「平和」「環境/資源エネルギー」「人口/社会保障」「国際協力」助成金額50万円応募時期随時募集助成期間助成事業の実施から完了まで運営団体一般財団法人大竹財団

こちらは年間を通じて募集を行っているそうです。
世界平和の実現というテーマに沿うような国際的な活動を行っている団体は、チェックされてみてはいかがでしょうか。

寄付者にもメリットがある「共感助成」

最後にご紹介するのは、公益財団法人信頼資本財団が募集している「共感助成」です。
教育や環境など、幅広い分野で使途制限のない助成を行っています。

信頼資本財団HP

実施事業の費用の100%の申請可能、助成金の使途制限はありません。
一般的な助成金は、実施事業にかかる費用に対して上限割合の指定や使途の制限(例:人件費や運営管理費は除く等)がありますが、信頼資本財団の共感助成では制限を設けていません。
なお、助成金の元は市民の皆さまからの寄付によりますので、原則、使途は全て公開いただきます。
(出典:信頼資本財団HP

助成金の原資は、信頼資本財団に寄せられた、民間からの寄付。
助成先が寄付金控除の対象団体でなくても、寄付者は税制優遇が受けられるというメリットがあります。

対象事業農林水産畜産業、環境、福祉、医療、教育、人権など助成金額1件あたりの上限なし応募時期随時募集助成期間原則1年間(継続申請可)運営団体公益財団法人信頼資本財団

助成先に選定されるには厳しい審査がありますので、気になった方は信頼資本財団HPをチェックしてみてください。

助成金の申請で注意しないといけないポイント

実際に申請書類を作成する際の注意点を、時系列順に解説します。

資金計画を立てる

まずは、団体の資金計画を立てましょう。
助成金以外にも、活動を促進できるような財源獲得方法があれば、そちらも検討します。

どのようなファンドレイジングをするかによって、その後の資金使途や経営のしやすさが大きく変わります。

たとえ助成金を獲得できたとしても、その後の方針転換が難しかったり、毎年継続的に助成金を獲得できなかったりと、助成金に依存したままでは課題が残ることも。

単に資金調達で終わるのではなく、団体が達成したいゴールから逆算して、効果的なアプローチを取ることが肝要です。

提出書類を確認する

助成元の団体のホームページを見ながら、必ず書類をリストアップしましょう。
一般的には、以下のような書類を求められることが多いです。

  • 事業計画書
  • 収支予算書
  • 団体の定款
  • 役員の名簿
  • その他、自団体の活動をアピールする資料

それぞれの資料を用意するのに、どれくらいの時間や工数がかかるのか、見込みをつけられると良いでしょう。

提出期限を守る

「提出書類の確認」ともつながりますが、締切より前倒しで提出するように心掛けましょう。
当然ですが、締切を過ぎてしまったら、せっかく書類を準備した苦労も水の泡です。

一度申請した助成金は、書類の作成から提出・入金まで、来年のカレンダーに入れておきましょう。
スタッフが変わっても継続できる、団体内の仕組みづくりができるとベストです。

ここまで、助成金検索サイト、おすすめの助成金、申請前の注意点について解説させていただきました。
NPOのファンドレイジング担当者のお役に立てていれば幸いです。

この記事を書いた人
鈴木 大悟
準認定ファンドレイザー

この世界のお金の流れを良くしたいという想いがあり、証券会社からNPOに転職しました。 現在はフリーランスのファンドレイザーとして活動しています。 NPOで働く楽しさを知っていただくことで、一人でも多くの方にキャリアの多様な選択肢を届けたい、そんな願いを込めて記事を書いています。

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